来年面白いのはCAD/CAMだ
とは言っても世間の流行のことではなく、あくまでもMyブームの範疇ではありますが。
それは何かといいますとCAD/CAMです。有名なのはROLAND DG社がMODELAブランド販売しているハードで、
CAMソフトは専用品がバンドルされていました。けれど高価で素人には躊躇するものがありました。
しかし工業用の仕組みが安価になり用途に合わせて選ぶことすら出来るようになりました。
自作のロボットや天体望遠鏡の作成では随分利用されているようです。ちょっとお試しソフトで遊んでみました。
これは3Dキャドソフトで作成さしたマウスです。
これをツールパス生成ソフトへ入力すると、刃物の動きに変換されたNCファイルが出来ます。
NCファイルはテキストです。手修正も可能です。
さて今度はNCファイルをカットビューワーソフトに入力すると、画面上で切削作業をシミュレーションしてくれます。
ここで刃物を折ったり、機械を削るような不正なNCデータを修正したり出来ます。
0.5インチ(1.2cm)の刃物で削りだすとこんな感じになります。太い刃物でもなかなかなもんでしょう。
マウスの背中が角角しているのはCADから落とすとき意図的に精度を落としたせいです。
ツールパス生成ソフト、カットビューワ、フライス制御そふとは450$で購入できます。
悩ましいのが3DCADでピンきりで数万から数百万の範囲であります
フライスマシンといってもピンきりありますが、たとえばプロクソンのフライスからハンドルを取り外し変わりにステッピングモーターをつけて制御回路をつけるキットが16万くらいです。オールキットで13万位もありますが、精度は組み立て者の技量で決まります。
とにかくバーチャルの代名詞のパソコンからリアルな造形が出来るのです。
出来が良いデータはメールで交換できます。飛行機ならプロペラなんて3本4本正確無比なもが期待できます。
厚手のアルミが切られれば工具や冶具の作成。薄板を微妙にカービングすればエッチングパーツの代わりになります。電子回路用の基板もパタンを削りだし、穴あけも行なえます。
こんな多機能な工作機械が、ボーナスで全部そろう所まできています。
PCで設計できて、会社行ってる間に機械が削ってくれるのです。正確無比に。
かなりホスイホスーイな気持ちです。
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