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梅雨の走り

梅雨の走りって、まだ5月中なのに走りすぎ。降って止んで降って止んで降って降って止んで見たいな調子。5月といえば例年のモデラー最大のイベント静岡ホビーショーだが今年は行けなかった。何も作ってないし、あの熱気を吸収するキャパシティが無かったから。そんなこんなで空いた時間で引越し以来物置状態の模型部屋をやっと整理した。引き出しも机の上もホボ模型作成用品で埋めた。エアブラシとリューターは何時でも使える様にした。コンプレッサーの振動音対策もバッチリで深夜でもドアを閉めれば聞こえない。愚妻がシンナー臭を嫌うので塗料はタミヤアクリルに切り替える。溶剤に無水アルコールを使えばエアブラシで吹いてもラッカー並みの時間で乾く。カラ吹きウガイに水が使えるのは便利だ。昔はダメダメだったシルバーなど金属色も改善されて他と遜色なく使える。あとは作品をガンガン作って(何をって在庫優先で)来年は静岡行くぞ!

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不安とリアリティと日本

 数日前に買った本の前書きに、何故私が購入したか見事に説明されていた。いわく良い編集者は売れるタイトルを考案し、優秀な口述筆記者を用意して筆者を待っている。筆者は無駄な労力なく良い本が出来て売れる。出版業界は目に見えぬルールを作って読者は薄々知っていながら買ってしまう。そのタイトル「こまった人」、養老孟司著。チクショーとぼやきつつ読み進める。まだ読了していないが面白い。
 この中で敗戦による日本人共通の「不安」について考察されている。戦後物作りに邁進したのは世界中で稼動する工業製品の「普遍性」を我物とすることで「不安」を払拭するためだった。団塊世代もリタイアする昨今、「終戦の不安」はリアリティを失いつつある。今後日本を動かすリアリティは何か定かではない。私も判らない。ただ中途半端な即席不安で代替しようとする動きが気になってならない。

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インクジェットプリンタでデカール

市販の透明デカールにチョット表面加工を施してエプソンの顔料インクジェットプリンタで印刷したもの。印字後の後処理にまだ難あり。上部の0.5mm刻みの30センチ金尺

Inkjetdecale

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